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原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年  著:堀川惠子

日本史
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[内容紹介]

広島平和記念公園の片隅に、土饅頭と呼ばれる原爆供養塔がある。

かつて、いつも黒い服を着て清掃する「ヒロシマの大母さん」と呼ばれる佐伯敏子の姿があった。

なぜ、佐伯は供養塔の守り人となったのか。

また、供養塔にまつられている被爆者の遺骨は名前や住所が判明していながら、なぜ無縁仏なのか。

「知ってしまった人間として、知らんふりはできんのよ」

佐伯敏子の言葉を胸に取材を丹念に重ねるうちに、埋もれていた重大な新事実が判明していく。

引き取り手なき遺骨の謎を追う、もう一つのヒロシマの物語。


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