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なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか  著:日高義樹

日本史
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[内容紹介]

日本人が毎年の夏、半世紀以上にわたって「二度と原爆の過ちは犯しません」と祈りを捧げている間に、世界では核兵器を持つ国が増えている。

そうしたなか、日本は平和憲法を維持し、核兵器を持たないと決め、原子力発電もやめようとしている。

だが、それで本当に悲劇は繰り返されずに済むのだろうか。

著者が日本に帰国すると、若い人々が口々に「理由のはっきりしない閉塞感に苛立っている」と述べ、日本国家に対する不信感を隠さないという。

そこで著者は、本書の「まえがき」で、こう綴る。

「日本はいまや原点に立ち戻り、国家と戦争、そして核について考えるべきときに来ている。日本が変わるには、考えたくないことでも考えなければならない」

アメリカは何を考えて大量殺戮兵器である原爆を製造したのか。

なぜ日本に原爆を投下したのか。

史上空前の無慈悲な仕打ちはどのように日本に加えられたのか。

新たな記録の発掘と新証言をもとに、「真実」に迫る。


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