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「毒婦」 和歌山カレー事件20年目の真実  著:田中ひかる

社会学
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[内容紹介]

和歌山カレー事件はまだ終わっていない!

1998年7月25日、和歌山市園部地区の夏祭りで作られたカレーにヒ素が混入され、67人が急性ヒ素中毒に陥り、うち4人が死亡。

事件からほどなく、現場近くに暮らす林健治・眞須美夫妻が「疑惑の夫婦」として注目を集めた。

同年10月、夫妻は保険金詐欺などの容疑で逮捕され、健治は2005年6月まで服役。

眞須美はカレー事件の容疑で逮捕され、現在も死刑囚として大阪拘置所にいる。

その後、この事件の唯一の物証であった「ヒ素の鑑定結果」が証拠足りえないということを蛍光X線分析の第一人者が立証。

眞須美は今も獄中から「無実」を主張し続けている。


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