歌舞伎町の野良猫「たにゃ」と僕 著:たにゃパパ ノンフィクション 2024.06.16 ノンフィクション おすすめの書籍 [本ページはプロモーションが含まれています] [内容紹介] 歌舞伎町で商いをしていた著者は、2020年以降コロナウイルスの蔓延により、経営が立ちゆかなくなっていた。 金策に駆けずり回るも、先が見通せない。 信じていた人からの裏切りもあった。 人生ではじめて土下座もした。 クタクタに疲れていた。 「もう死んじゃおうかな」と思いながら、いつものように歌舞伎町の一角にある駐車場まで歩いて行くと、薄汚れた白い猫に出会う。 「お前もひとりなのか?」 ひとりぼっちでボロボロで、泥水をすすって生きている。 そんな猫が自分と重なって放っておけなくてご飯を買いに走った。 猫には食べづらい缶詰。 それでも夢中で食べる姿を見て「お前だって楽しくないだろう。昨日も、今日も、明日もつまんないのに、でも食べるんだな」 生きるってそういうことなのかもしれない。 「明日もここで会おうな」 この日から、猫に会うことが彼の生きる理由になった。 猫は自分の名前の一部をとって「たにゃ」と名づけた。 たにゃのことを考えている時間は穏やかで、日々の辛さを忘れさせてくれた。 そして1年が過ぎ、たにゃと彼の過ごしている駐車場が取り壊されるという知らせが。 そして、1匹と1人のおじさんに奇跡が起きる。 歌舞伎町に生きる野良猫とおじさんの泣けるフォトエッセイ。 ▼ 詳細はこちらから ▼ 歌舞伎町の野良猫「たにゃ」と僕posted with ヨメレバたにゃパパ 扶桑社 2023年08月02日 楽天koboKindlehonto 紀伊國屋書店 ebookjapan