ムショぼけ 著:沖田臥竜小説2021.11.20小説おすすめの書籍[本ページはプロモーションが含まれています] [内容紹介] 大阪刑務所の門の前に、40過ぎの男がひとり立っていた。 陣内宗介、元ヤクザ。 14年ぶりのシャバだ。 ジギリ(組のために身体を張ること)で銃を握って長期服役したのに、5000万円の見返りどころか、組を破門になった。 妻も子供も離れていった。 絵に描いたような、社会のおちこぼれだ。 陣内は還暦すぎたオカンと2人暮らしを始め、カタギになった元若頭の内装屋で仕事を始める。 ユーチューバーになって調子こいている元舎弟を呼び出してドヤしつけると、元舎弟にメッセージが届いた。 「その人、私の父かもしれません」 メッセージの送り主は、14年会っていなかった娘だった。 長期服役によって「拘禁反応」(いわゆるムショぼけ)に悩まされる男が、ヤクザとカタギと家族と仲間と一緒になって、怒って、ヘコんで、笑って、泣いて、まっすぐに、兵庫・尼崎の夏を駆け抜ける。 狂っているのは、俺なのか、世界なのか。▼ 詳細はこちらから ▼ムショぼけposted with ヨメレバ沖田 臥竜 小学館 2021年09月07日楽天ブックス楽天koboKindle紀伊國屋書店ebookjapan