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ウイルスの意味論 生命の定義を超えた存在  著:山内一也

医学・薬学
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[内容紹介]


ウイルスとは何者か?

その驚くべき生態が明らかになるたびに、この問いの答は書き替えられてきた。

ウイルスは、数十億年にわたり生物と共に進化してきた「生命体」でありながら、細胞外ではまったく活動しない「物質」でもある。

その多くは弱く、外界ではすぐに感染力を失って“死ぬ”。

ただし条件さえ整えば、数万年もの凍結状態に置かれても、体がばらばらになってしまったとしても“復活”する。

ウイルスの生と死は、生物のそれとはどこかずれている。

一部のウイルスは、たびたび世界的流行を引き起こしてきた。

ただしそれは、人類がウイルスを本来の宿主から引き離し、都市という居場所を与えた結果でもある。

本来の宿主と共にあるとき、ウイルスは「守護者」にもなりうる。

あるものは宿主を献身的に育て上げ、またあるものは宿主に新たな能力を与えている。

私たちのDNAにもウイルスの遺伝情報が大量に組み込まれており、一部は生命活動にかかわっている。

ウイルスの生態を知れば知るほど、生と死の、生物と無生物の、共生と敵対の境界が曖昧になっていく。

読むほどに生物学の根幹にかかわる問に導かれていく一冊。


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