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世界史から読み解く「コロナ後」の現代  著:佐藤けんいち

歴史・地理
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[内容紹介]

「新型コロナウイルス感染症」によるパンデミックが、これほど急拡大したのは、「グローバリゼーション」が進行していたからだ。

すでに世界中のヒト・モノ・カネ・情報が密接につながりあっているのである。

だからこそ、感染症もまた一気に全世界に拡大してしまうのだ。

グローバリゼーションの経済的メリットは、きわめて大きなものがあったが、同時に負の側面もあったことを、私たちはどうやら失念していたようだ。

もしかすると、今回の新型コロナウイルスのパンデミックで、「グローバリゼーション」が終わったのではないだろうか。

そんな問いをしてみる必要があるだろう。

「不確実性」の霧のなかにいる私たちは、手探りでも前に進んでいくしかないのだが、これから世の中がどうなっていくか考えるためには、いったん過去に遡って歴史を振り返ってみるべきだろう。


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