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水は海に向かって流れる  著:田島列島

少年コミック
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[内容紹介]

「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」

高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。

だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。

案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。

そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。

共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。

少年が家族の元を離れて初めて知る、家族の「罪」

自分もその被害者なのかもしれないが、加害者でもあるような気がする。

割り切れないモヤモヤした思いを抱きながら、少年は少しずつ家族を知り、大人の階段を上っていく。


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