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オリンピックと商業主義  著:小川勝

ノンフィクション
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[内容紹介]


オリンピックをテレビ観戦していると
他のスポーツイベントとは「風景」が違うことに気づく。

それは「会場に広告看板がない」からだ。

クーベルタンが理想を掲げて創始した近代オリンピックの「格式」は
そのような形で今も守られている。

だが舞台裏では、莫大な放映権料やスポンサー料がIOCの懐を潤し
競技自体にまで影響を及ぼすという実態がある。

一方で、その資金のおかげで税金の投入が回避され
途上国の選手が参加できるという現実もある。

果たして、オリンピックが「商業主義」を実践するのは是なのか非なのか。

本書は、五輪礼賛でも金権批判でもないスタンスで、この問題を深く掘り下げる。



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